ロシアの状況

ロシアのラブロフ外相は8日、訪問先の
トルコでチャブシオール外相と会談。

共同通信によると、会談後の会見で、
ラブロフは「停戦交渉」の再開に
応じるようウクライナ側に求めたという。

ロシア側はウクライナ東部で攻勢を
強める一方、早めに戦争を終結したい
事情があるようだ。

ロシアが停戦に動いているのは、
プーチン大統領に異変が
起きているからではないか
という見方が出ているそうです。

その傍証のひとつが、プーチン大統領が
毎年6月に開催している国民との
「直接対話」を延期したことだ。
一体、なぜ延期したのか。
筑波大名誉教授の中村逸郎氏(ロシア政治)が
こう解説する。

「直接対話を行えば、軍事作戦に
対するロシア国民の不満が噴出し、
長丁場になるでしょう。重病ともいわれる
プーチン大統領は、体力の限界を
迎えつつあるのかもしれません。
そんな折、メドベージェフ前大統領が
SNSを通じ『ロシアの敵を殲滅する』と訴え、
指導者のような振る舞いを見せた。
ポスト・プーチンは私だと言わんばかりの言動は、
今までのプーチン政権下では
考えられなかったことです。
それだけ政権が弱体化しているということでしょう。
プーチン大統領は国民との直接対話を
行わずに、辞任するのではないか。
辞める前に『特別軍事作戦の終了』を
宣言するにあたって戦果を国民に
示す必要があるため、戦況が
優勢なうちに停戦交渉の再開へ
前のめりになっているのだと考えられます」

どうでしょうかね。
でも、ウクライナは、大儀と覚悟があります。
なかなか停戦は厳しいと思います。
ロシアの武器も兵隊もどんどん減っています。
どうなるのでしょうかね。

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